まだ実績がない新規立ち上げの会社が審査されることなくて法人ETCカードを作れるのか?

クレジット機能がないETCカードってあるのでしょうか?

よくよく考えてみるとETCカードは高速道路や有料道路の支払いに特化したカードです。
いろいろなお店で使えるクレジットカード機能はもともとないのです。
最近はクレジットカードとETCカードが一緒になった一体型のものもありますが、少ないです。
買い物にも利用できるクレジットカードをそのままETC車載器に挿入すればいいのです。
それだけでETCカードとしても利用できます。こういったタイプの一体型はセキュリティの面もありまして珍しいです。
一般的にETCカードと言いますと、クレジット機能が付いていないタイプのものがノーマルであって異常ではなのです。
 
では、クレジットカードの審査をしないでETCカードを作る方法があるのでしょうか?方法は2つあります。
1番目は「ETCパーソナルカード」を利用することです。
2番目は、共同組合に加入して「法人ETCカード」を利用する方法です。
 
■ETCパーソナルカード
個人の人がクレジットカードの審査に通らなくて、どうしてもETCカードが必要になれば、このカードで作るといいでしょう。
ETCパーソナルカードの特徴は、別にクレジットカードを作らなくてもETCカードが使えることです。
道路事業者が独自に発行しているタイプですね。個人でも法人でもETCカードは作れます。
 
発行している道路事業者は、NEXCO東日本・中日本・西日本、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国絡高速道路株式会社の6社。
利用する場合にはデポジットと呼ばれる保証金が最低2万円必要です。個人信用情報が毀損(きそん)していても、保証金を担保にします。
これによってETCカードで決済できるようになります。
 
では、デポジット(保証金)について説明してゆきましょう。
ETCカードは後払い式になっています。一時的にETCカードを発行している会社に立て替えをしてもらいます。
一カ月ごとに、整理して一括して立て替えしてもらった分を支払うことになります。
その立て替え分を支払ってもらうために、ETCカードを発行する企業はデポジットがどうしても必要になります。
ETCカード利用者は、利用金額に準じた保証金を預けます。
 
具体的に保証金はいくらなのでしょうか?まず、ETCパーソナルカードを申し込みする場合に、月ごとの利用金額を5,000円刻みで自己申告します。
その利用予定金額の4倍の金額を保証金として預けるようになります。
利用金額は5,000円毎に20000円ずつ上がります。
 
■法人ETCカード
高速情報共同組合みたいな事業組合では、共同清算事業として法人ETCカードの精算事業をしています。
つまり組合員の支払いをまとめて清算するのです。
共同組合では個人事業主や中小企業を対象にETC清算事業を展開していますから、必要な場合は組合に加入するだけでサービスを享受できます。
 
組合になれば、支払いを保証してくれますからETCカードが使えるのです。
これもクレジットカードではありませんからクレジット審査がありません。申し込みできるのは個人事業主や法人に限定です。
必要な書類としては次のようなものがあります。
法人の場合は、登記簿謄本(コピーでも原本でも OK)・個人事業主は所得税確定申告書(コピー可能)です。
確定申告をしていれば申し込めますし、まだ立ち上げて日が浅いならば開業届けで大丈夫です。
それ以外には、車検証・ETC車載器管理番号です。
 
クレジットの審査がないので発行も早いです。普通のクレジット法人カードの場合は3週間程度かかります。
こちらのほうならば10日前後で入手できます。
この法人ETCカードは普通のETCカードと同じですから、休日割引、夜間割引30%、平日朝夕割引50%などのETC割引サービスがありますので、
お得ですし、マイレージも貯まります。
会社の車両以外にレンタカーや社員の車でも利用できます。複数枚のカードの発行もできますし重宝できるでしょう。
さすがに会社で1枚のカードを使い回しは難しいです。法人用ETCカードは最初から社員に渡して使えるようになります。
普通のETCカードはカード名義人以外の人は使えないですから、ここも大きく違うところです。